June 11, 2005
韓流ブームじゃねぇから！
ＹＥＳＡＳＩＡより、ピ（Rain）のＣＤ３枚と、恋する神父（香港盤ＤＶＤ）、魔幻厨房（ＤＶＤ）が届いた。愛用のＭＰ３にピの３枚を移しつつ一通り聴いたが、凄いもんだ。日本のＲ＆ＢやＨＩＰＨＯＰがバカみたいに思えるクオリティの高さだ。これはピに限ってなのかは、他のこの手の韓国アーティストを聴いてないのでわからない。ただ、ピは、伊藤銀次のセリフを借りれば「コイツは本物だ」という感じ。
『恋する神父』は７月頃日本で公開されるクォン・サンウの映画。カトリックの神学校に通う神父さんの卵（サンウ）が女の子に恋をしてしまう……という、多少なりともカトリックのことを知らないと意味がわからないんだけど、これはまだ韓国でも上映する前に既に情報を得ていて、目をつけてた作品なのだ。それは自分が一応カトリックの端くれだからなんだけども。まぁ…韓流だ、クォン・サンウだなんだってのはアジア映画好きの自分には関係ないんだけど、いろいろ騒がれる前に中国語＆英語字幕でも無理矢理見てやれ！ということで買ってしまった。
悔しいもなにもないけど、見たい映画なんかがたまたま韓国モノがつづいているのが気になるところだ…。
『魔幻厨房』は邦題は「マジックキッチン」。鄭秀文サミー・チェン（香港）と言承旭ジェリー・イェン（台湾／Ｆ４）の映画。これも夏公開されますが、サミーも共演のアンディ・ラウも好きだし安くなってたから買っちまえ、ということで買ってしまった。アンディのウワサのキレっぷりに期待。
で、『魔幻厨房』は日本では考えられないんだけど、「一部吹き替え」なのだ。台湾のジェリー・イェンは広東語が喋れない。だけど他の共演者は広東語。だから、広東語音声バージョンだとジェリーのみ吹き替え。逆に北京語音声バージョンだと、ジェリーは本人で他はみんな吹き替えだそうだ。
そういえば以前見た鄭伊健イーキン・チェンとヴィッキー・チャオの映画もヴィッキーのみ吹き替えだった。
しかし、周星馳の少林サッカーやカンフーハッスルはオリジナル音声は広東語と北京語ぐちゃくちゃだった。（周星馳は少林サッカーは趙薇ヴィッキー・チャオとの会話のみ北京語を喋っている）
あ、インファナルアフェア３も曾志偉エリック・ツァンはバイリンガルだったかな。張道明チョン・ダオメン（だっけ？）が北京語で。
中国では北京語（標準語）、方言として大きく分けて広東語、上海語、台湾語とあるけど、同じ中国語圏だからといって通じないそうだ。日本語の標準語と方言とはかなり違う感覚のようだ。だから一部吹き替えなんてことがあるみたいだけど、だから中国のアーティストは幾つも言語を操れる人が多いのだろうな。アジアという大きなくくりで活躍してるから。英語もほぼ必須だもんな。あー、頑張らないと。広東語の勉強ちょっとサボってたからな〜。
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