April 11, 2005
いとおしい
仙台に行ってきた。ウルフルズのライヴを見に遠征したのだ。
それと、友達に会いに。
迷ったけど、行って本当によかった。
ライヴもよかったし、友達と大いに遊んで猾いぐらい楽しんでかえってきた。念願のビリヤードデビューもしたし。（笑）
私を連れ出してくれたＩさんも、仙台の友達も、いつも気にかけてくれている人たちも、ウルフルズも、みんなみんな心から感謝！
心の換気ができて、魔法みたいに元気になれた。
体調なんかすぐ治らなくてもいいやって思ったよ。
たぶん、仙台の友達は読まないと思いつつ、ちょっと読むかもと思って書くけど、そんなにいっぱい会ってないのに、なんでそんなに心配をしてくれているのか不思議なのです。（もちろん具合悪いって言ったけどさ。。）
いちいち言うからかもしれないけど、それでも私と遊んでくれるのも不思議。
私にとってはとても大事な友達で、騒げて楽しいじゃなくて、勝手にカタルシス的存在だと感じているけど、でも相手が自分をどう思ってるかなんてわからないから、本当に不思議だ。
色んな事がすごく不思議…不思議くんだ！
ホントに、ありがとう！
みんなみんなありがとう！！
みんな大好き！！！
経緯というか、状況メモとして。
仙台に行くと決めた時は、さすがに調子も良くなっているだろうと思っていたけど全然良くなってなかった。
ライヴが一番の目的だとしても、普通に食事もできないし、もしかしたらライヴも満足にみれないかもしれない……一緒に行ってくれる人の愉しみも奪うし、自分だってこんなんでいいのかと直前になって更にナーバス度は増していった。
旅行を決心させたのは、整体の先生の言葉。
「旅行を止める気持ちの方が強いでしょ？」
今回止めたらまた次も止めちゃうと思うし、多分止めた事を後悔するよ、と言われた。
絶対に行きたい反面、止める事を７割ぐらい覚悟していて、自分自身を納得させたつもりでいたけど、逆に自分の真意は見透かされてしまっている、と思った。
行きたくないのは、自分の体調より前に『人に迷惑をかけたくないから』。結局また「人がどうだから」と言う。「自分がどうしたいのか」は後回しにしてしまう。無理な事は無理って言って許してもらえるかきく前に、許されないと決めつける。
それじゃ何も前進しない……でも、今こそ一歩踏み出さないとホントにこのままかもしれないから、まず自分の心を解いて、周りの人たちを信じるとともに、自分が少しでも許される人間だと自分で信じよう、と思った。
一緒に行くお友達には既に「大丈夫だよ」って言ってもらえてたのに、理屈っぽい私は素直にその気持ちを受け入れられなかった。納得をさせるにもやっぱり理屈をつけたけど、それで「できないことが多いし、ダメかもしれないけど宜しくお願いします」と言う事ができた。
でもやっぱり後ろめたさはあったけど、できることをやろうと決意して、当日朝、家をでた。
結果だけども、一緒に行った友達に色々耐えさせておいて、差し置いて、ものすごく酷いぐらい楽しんだ。
ウルフルズのライヴも凄くよくて、『大丈夫』と『暴れだす』で涙が溢れてきた。いつもは泣けても泣ける気持ちをわざと無視するけど、少しだけ自分を許せたからかわかんないけど、涙がでてきた。バカみたいだけど、声を詰まらせながら大声で歌った。
そしてその後に友達に会って飲みに行った。
そんなに会わないから、逆に近しい人には言わない事（もはや不幸自慢状態…）を言い逃げしてくるんだけど、彼等の方がずっと深い闇の部分を持っている。私の問題なんて全然とるに足らない。いつも色んな部分で強いと感じて、いっぱい憧れる。
そんな人たちが、こんな自分と遊んでくれることが不思議。どんだけ心が広いのかわからん。
今回は、自分の病的な頑さに気がついてそれを解く事が今の状況から抜け出す鍵だと感じたし、久々に会う人やいつもと違う状況を通して、普段から自分がどれだけたくさんの人に気にかけてもらっているか気がつく事ができた。少し、自分が愛されている自信をもってもいいかもしれない、って思った。
Comments
No comments yet
