October 01, 2005
気がつけば、東京国際映画祭の季節【１】
いや〜、去年の東京国際映画祭といえば、周星馳先生の『カンフーハッスル』！
雨の中、渋谷Bunkamuraオーチャードホール入口での入り待ちから始まり、１回目上映前の舞台挨拶、そして初めて『カンフーハッスル』を目にした時の衝撃で全身が震えた感覚は、未だに忘れられない。
六本木ヒルズの広場では、その上映と同時刻に記者会見イベントが催されたが、私は周星馳の大ファンであるが、この時は“監督・周星馳”に敬意を表し、電影迷（映画ファン）としてこの渾身の作品を鑑賞する事を選んだ。だって、一般で一番最初に見る事が出来たのは、この渋谷の会場に居た我々だけなんだもの。
しかも、プライベートで星爺についてきて（笑）カフェでお茶してた杜[ｼ文]澤チャップマン・トウ（※１）と谷徳昭ヴィンセント・コック（※２）と握手なんかもしちゃったしね。（ちょうど谷徳昭監督の梁朝偉トニー・レオンと楊千[女華]ミリアム・ヨン主演の『行運超人』（日本未公開）見た後だった！）
…しかし広東語が伝わらず。。。日本語とジェスチャーで好き好きメッセージを伝えた。筆談にすれば８割ぐらいは伝えられてたかも。
その興奮を抱えたままタクシーに乗り込み、２回目の『カンフーハッスル』を観賞のため六本木ヴァージンシネマに直行。もう一度見られる喜びのあまり、運転手に周星馳と香港功夫映画の歴史を交えてつつ『カンフーハッスル』の素晴らしさを無理矢理説いた。
そして、また舞台挨拶で星爺をみて、映画観賞。
その後、我々の興奮と熱気は収まるはずもなく、渋谷で朝まで功夫映画をアツく語ったのである。
……実は前日、同映画祭にて『レディジョーカー』を見に行ったんだけど。『漂流街』に続いて吉川晃司がまたオイシイな、と思っただけだったんだよな。。なんか記憶を消去した気がするもんね。（笑）
そーいや、このことはアーカイブからみれるかも。
２００４年の東京国際映画祭は、初日には『２０４６』のプレミアもやったり、私としてはかなり関心の高いアジア作品が多かった。チャン・ツィイーの『ジャスミンの花開く』かな、日本未公開の映画も見たかったがチケットがとれず断念したし。
イ・ビョンホンもチェ・ジウもきたんだよな。
＜つづく＞
（※１）杜[ｼ文]澤チャップマン・トウ
インファナルアフェアや頭文字Ｄにも出演、大活躍の香港の若手コメディ俳優。
（※２）谷徳昭ヴィンセント・コック
周星馳の盟友（？）コメディ俳優。星爺とは共演、共作も多く、また自身も単独で映画の監督・脚本も務める。少林サッカーでは少林隊の初戦の相手役（４０対０で負けるチーム）。食神では敵のコック役。
Comments
No comments yet
