April 25, 2006
意外とヨロコばれる
週１回は着物を着て出かけようキャンペーン実施中のおいら。まだ２回だけど、順調である。
毎週着たら、年間５０回ぐらい着ることになる。
着物は着て慣れるしかないので、着物マスター目指して地道に頑張るのである。
形だけの着付けだけなら本をみてそれなりにできる。
でも着るだけじゃなくて、動かなければならない。着て動いてみなければ正しく着付けられているかわからないのだ。
それを見るのにも、出かけてみないことにはわからないのだ。
ちゃんと着ないとすぐに着崩れてしまう。けど、動けば必ず着崩れる。だから『着崩れ』の対処法もわからないと大変なことになってしまうのだ。結構面倒に思うけど、洋服だってキチッと着ないとカッコ悪いもんだよ。
そんなこんなで、２時間ぐらいかけて一生懸命着るのであるが、先週土曜日は着物でお墓参りに行ってきた。
近所の園芸店で花束を買って駅までざくざく歩いていたら、なんかおじじやらおばばやらがガン見なんだよね。あまりに表情なく見るもんだから、衿の合わせが逆なんじゃないかとドキドキしたよ。（あってたけどね）
で、お墓の最寄り駅でエレベータに乗った時、まったく知らないおばばが
おばば：「お花なんか持ってどこいくのよ」
といきなり訊いてきたので、ビックリして
わし：『えっ！？祖母のお墓参りにっ』
……っておばーちゃんは死んでないよ。いきなりだから祖父と間違えちゃったよ…ごめんおばあちゃん。
と、まぁ、答えたところ
おばば：「あら、若いのに偉いわねー！ねぇ、お墓にはお水をかけちゃダメよ！御先祖様が冷や汗をかくから。あとお花には白い菊を必ず１本入れなさい。それにしてもお墓参りにいって、着物も着て、アナタ才識あるわ〜」
と、お褒めの言葉をいただいた上に墓参りの指南までしていただきました。有り難く頂戴いたします。
だけどね、私はどうもお仏花が嫌いなのだ。
時々センスのイイのはあるけど、季節感もないし。
なんだか意味があるのかもしれないけど。。
だからお花はお買得の好きな花何束で１０００円みたいなので選んで自分で生けるのである。今回は薄い黄色のガーベラにピンクのカーネーションみたいなのとマーガレットみたいなのと、かすみ草と、それに似た小さい白い花。
ちなみに花の名前と見た目が一致しない。本当に知らないのだ。。。なさけない。。
まぁー、うちはカトリック墓地だしね。きれいなお花を飾るのだ。
それと、お墓にお水もかけてきれいにしちゃったし。。。
おじいちゃんのお墓大好きだし、都心だからお散歩がてらしょっちゅう寄るし。だから特別なことでもなんでもないしねぇ。
着物も日常着以上には考えてないし。。。
褒めていただきながらなんだけど、才識があるかはわからないね（困笑）
でも、嬉しかった！
そのあとに寄った着物屋さんでも、着物ちゃんと着付けられてるって言ってもらったし。お客さんにもしっかり馴染んでるって言ってもらったし。（もちろん、キャラで着こなしますから（笑））近所のお煎餅屋のおじさんも喜んでくれたしね。
と、いうことで、着物はいいのだ。嬉しいのだ。
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