March 29, 2005
子宮頚癌の円錐切除術
今日、うちの姉の手術。健康診断で子宮頚癌が疑がわれるといわれ、前回の検査の結果が「グレー」だったので、精密検査の為に病巣をとってみる円錐切除術をすることになった。
これは、疑わしい部分を含めて入り口から円錐形にくり抜く、というもの。これですべての病巣（異型細胞）が取り除ければ、治療も兼ねてしまう。また切り取った組織を調べてどの程度まで進行しているか、他に転移しているか、などをみるという。
今はレーザーメスで焼き切るので、出血がとても少ないそうだ。
…ようは、人工的に粘膜に火傷をつくって止血するということだ。普通の傷と同じように瘡蓋がとれて元に戻る、というが……同じなら治りかけは痒いのか？やだなぁ。
看護婦の友達が「子宮頚癌は流行り」といったんだけど、これはウィルス感染が原因のある意味伝染病みたいなもので、今本当に多いんだって。だから今回の円錐切除術も最もポピュラーな治療なのだそうだ。手術時間も実際には５〜１０分程度、下半身のみの麻酔ですむ。（準備なども含めた全行程で約１時間程度だそう）リスクは大変少ないが、出血が多い場合があったり、そういうのはあるみたい。
ただし、子宮頚癌は無症状、無自覚で、悪化して病巣が子宮本体まで広がったり、転位したりして気がつくことがあるようだ。
どれもそうだけど初期で見つかれば完治するけど、気がつかないとやはり癌、恐い病気である。
かの梅艶芳（アニタ・ムイ）は実は子宮頚癌で亡くなっている。多分気がつかないまま進行してしまったんだと思う。
だから３０歳過ぎると、区市町村で婦人科検診（乳癌といちおう子宮癌もみてくれるのかな？）が無料で受けられる。あんまり触られたり見られたりするのは嫌な部分であるけど、とりあえず行くべきだと思う。
今、私自身も体調が悪い。癌とかじゃないけど、放っておいたから悪くなった。なんか調子が悪いと思った時に、騙し騙しやらないで何でもイイから対処をしないと、結局あとでしっぺ返しを食らう。ホント、軽いうちに芽を積む方が時間を無駄にしなくていいよね。（苦笑）
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