September 29, 2012
べつにいーけど
勘違いされる辛さってのはあるよね。伝わらないならまだしも、意図しない別の解釈をされたり。
わかる人にわかればいーです、って思ってても、
わかってほしい人に伝わってないというね。
でも、それは自分が伝える力とかセンスが弱いだけで
「まだ足りてない」って事なんだと思う。
ほらァ、アナタもなんか心当りあるでしょ。
多分、今浮かんだそれと私の頭の中は違うと思うんだなぁ〜。
大きなテーマとしては、普遍的なものだと思うんだけどね。
人はそうはいっても数が多いものを
一般的とか普通とかいって基準にしてるつもりが、
所詮は自分の尺度ですよ。
自分の中の一般的なイメージは本当に一般的かっていったら知らん。
へりくつだけど普通って、
端から端の真ん中のドコからドコまでを指してるのかなんて
誰も言えないと思う。
一般的とか言いながら、実は物凄く曖昧なもの。
もっとも捉えにくい基準なんだけど、
何となくわかった気でいるっていうね。
そんなものだから、見慣れないものや曖昧な表現では
伝わらないのは仕方ないこと。
誰のせいでもなく、それまでに築いた感覚だからね。
世の中キャッチーなものの方が受け入れられるのは、
わかりやすさと安心だろうし、
提供する方も勘違いされる確率が低くなるから安心だろうし。
でも王道ですっていう為に曖昧な一般常識の中でも
最大公約数みたいなものを提供するのは難しいと思う。
キャッチーなもの大好きだよ。
でもキャッチー過ぎると本分を飛び越えてしまう
ということもあるからね。
それでわかり難くなるという、本末転倒なことが起きるわけだが。
もう少し踏み込むと、
パンクスがパンクファッションするのはコスプレか？
ラモーンズ好きがマッシュルームに革ジャンきたらコスプレか？
って事です。
そう捉える人もいるかもしれないけどそれはそれで結構。
でも本人たちは真剣に、本気でリスペクトしている。
コスプレに見えるのは、表層だけすくいとったような中途半端なスタイル、
ようするに、「足りてない」ってことかもしれない。
某バンドではね、このリスペクトがすこぶる評判がよくないみたいですよ。特に女子のが。
コスプレ扱いされているのは、何となくそれ風程度の安易なファッションに留まって
音楽としての彼らの血統を受け継いでないからかもしれないからコスプレにみえちゃうのかもしれない。
ほんと、どうでもいいし、好きでやってるんだから誰になんといわれようと
関係ないんだけどね。それが自分なりの愛情表現なんだから。
わかりやすいと思うよ、好きだってこと。
ただフォロワーとしてそんなに喜ばれてないかもしれないし、
オトメゴコロはなかなか伝わらないかもね。
…いや、ファッションなんて関係ないかも。（笑）
如何に見た目が大事かという事がわかりましたけどね？ハァ。
某バンドは諸先輩方を真剣にリスペクトし、このスタイルになっただろうし、
そのファンもバンドをリスペクトした結果なはずだからね。
歪んで見えるかもしれないけど、そこは認めてあげてほしいものだよ。
それこそ、見た目で判断するのはナンセンスだよ。
なんでもかんでもコスプレで片付けるやつもいると思うし、
それは〜って思う気持ちはわかるけど。
……まぁ、私は別にいいんですよ。
計らずとも異常に高いレベルの仕上がりになってしまったので自重しますけどね。
自分たちが何かに本気で憧れたのと同じように憧れられていると素直に受け止めてほしいものです。
ただね。やっぱり男だったら嬉しいけど、
女だとガッカリっていう価値観を避けられないのは、
きっとそれは、男はロマンチックだからなんですよ。
まぁ、クソくらえですけど。
でも、そんな色んな言い訳みたいなもの関係なく、
マイナス分があってもそれを補ってまで伝える力が足りないんだと思う。
で、この伝わらなさっていうのは、やっぱり普遍的なテーマだと思う。
仕事とか、モノつくったりすることとか、なんでも。
キャッチーさの匙加減。
難しいもんです。
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