August 11, 2006

映画タラレバ:『アルジャーノンに花束を』

今日、ダニエル・キース作『アルジャーノンに花束を』を読み終わった。
もう既に何回読んだかわからんが、毎回主人公チャーリーに対する感情移入の仕方が変わる。最初に読んだのが中学の時だったが、何度も読みながら自分の成長もなんとなく感じる本というのはそうあるもんじゃない、と思う。

1959年にアメリカのSF小説誌に中編作品として発表され、後66年に長篇として改作され、以来多くの人に読まれている。確か2度映画化されている。

あらすじは、IQ68の青年チャーリーが手術に因って驚異的な知能を身につけるが、同じ手術を受けたネズミのアルジャーノンの知能の急速的な発達と衰退を目前にし、果ては同じ道を辿るであろう自分の行く末を察する、という話。その過程を一人称の「経過報告」、言わばチャーリーの日記という形で綴っているのである。
(最初の部分は知能の低い青年の文章であるため、誤字脱字が多い。もちろん原作は英語であるので、日本語訳するにあたり相当な苦労と工夫をされたであろうことは、本を読めばよくわかる。)


で、『アルジャーノン〜』、といえば、かの氷室京介が感銘を受けモチーフにした楽曲(アルバム)を作成したり、日本でもユースケ・サンタマリアと広末?かなんかでドラマ化されたり、舞台などでも演じられている。
そんなことはどうでもいいが、ユースケじゃぁねぇ〜と見てないのにいうのは何だが、やはりこれも改めて映像作品化されるにあたり、妄想キャスティングしてしまうのだ。
しかも、香港キャスト。やっぱりね。

未読の方にはまったく意味がわからないと思うが、

●主人公チャーリー・ゴードン=トニー・レオン

他にできる人居ないでしょ。
80年代後半の作品(『癲[イ老]正傳』88年かな?)で精神(知的)障害者役を演じているし、人気者、孤独、アクション、コメディ、シリアス、風水師から医者、キチガイ警官、マフィア、詐欺師…同じ顔でありながらどれも同じ人物に見えない何色にも染まる不思議な役者である。

●ビークマン大学のストラウス博士=黄秋生アンソニー・ウォン  インテリである上に、欲深さを感じさせるような。

●パン屋の店主ドナーさん=エリック・ツァン。
●仲間のジョウ・カープ=黄一飛ウォン・ヤッフェイ。ジジイすぎるか…
●フランク・ライリィ=劉青雲ラウ・チンワン。傍役にはもったいないけど。
●ジンピイ=チャップマン・トゥ。やっぱり下っ端…
●ハーマンおじさん=ン・マンタのおっちゃん希望。
●チャーリーの両親=ユン・チウ&ユン・ワー(理髪師)
 …ってカンフー・ハッスルじゃん。
●妹ノーマ=セシリア・チョンかな。ヴィッキー・チャオの方がいいかも。(どっちも若すぎる?)

●精薄者センターの先生でありチャーリーの愛する人でもあるアリス・キニアン=ケリー・チャンかジジ・リョン。渋いとこついてクリスティーナ・チョン(『裏町の聖者』のお相手)とか。
(チャーリーが周星馳なら張敏っていいたいところ。15年前ならね!)

●アパートの隣の住人・フェイはスー・チーとか。アーティステックであばずれで正直者な感じの人って他に浮かばない…。


以上。
相変わらずアンドリュー・ラウ寄りのキャストだが(笑)
こんなイメージで改めて『アルジャーノンに花束を』を読んでみたいと思う。
いやー、トニーのチャーリーみてみたい!







Posted by route623 at 03:45 P | from category: 香港電影 | TrackBacks
Comments
No comments yet
:

:

Trackbacks