November 11, 2005
DMBQ：Chinaさんが米ツアー先で事故死 ※11/11：追記
ＤＭＢＱの事故とメンバーの情報について、個人で調べた範囲で現在わかっていることをまとめた。=====================
※１１日追記。
チャイナさんの葬儀の日程が決まりました。
以下、F.M.N.BBSより転載致しました。
日時：11月17日（木） 午後1時〜
場所：カトリック玉造教会（大阪市中央区玉造2-24-22）
＊尚、勝手ながら御香典・御霊前の儀はご辞退申し上げます。
＊駐車場は台数に制限があるためなるべく公共交通機関をご利用の上、ご来場く
ださいますようお願い申し上げます。
場所はこちらです。→地図
=====================
※１０日追記。
真二さんはすでに退院され、回復に向かってるそうです。
=====================
※８日訂正／追記。
現地時間４日午後、ボルチモアからブルックリンへ向かうため、ハイウェイＩ−９５を走行中（デラウェアで）急に車線変更して強引な割り込んできた車にＤＭＢＱの機材車が接触され、数回回転した後、道路脇に止まっていたトラックに衝突。追突車の一方的な過失の事故のようだが、その際にチャイナさんが車から投げ出されてしまったようだ。機材車にはＤＭＢＱメンバーと現地のマネージャーと数人が乗っていた。
尚、原因となった車の運転手、Sara Jacobi(22)には怪我はないそうだ。
一時は大使館から『全員死亡』の情報がはいったが、すぐに訂正されたとのこと。
ヴォーカルの増子真二は強度の打撲と肋骨骨折で入院中だが、すぐに退院できるとのこと。比較的軽傷だったギター松居さんとベース渡邊さんは既に退院したらしい。現地マネージメントスタッフは頭部外傷で入院中だが、命に別状はない模様。
しかし、残念ながらチャイナさんの死亡情報は訂正される事無く、彼女はひとり天に召されてしまった。
ナートの盛樹さんのブログに龍一さんから直接聴いた情報が書かれている。
７日夜、事故についてＤＭＢＱ公式掲示板にて正式に発表された。
また、チャイナさんの葬儀日程などはF.M.N.掲示板にて決まり次第発表されるとのことです。
※追記：９日
チャイナさん公式サイト
少年ナイフ公式サイト（日本語）
少年ナイフサイト（英語）
※関連リンク多数掲載。
今日は涙雨だ。
またひとり、星になった。
昼間友達からメールが来て、体が凍り付いた。
……ＤＭＢＱメンバーがアメリカツアー中に交通事故に遭い、
ドラムのChinaさんが亡くなった……
私はＤＭＢＱには大変な、特別な思い入れがある。
音楽誌バリヤバで、一番最初に仕事をしたバンドだからだ。
ライターなんてやった事が全く無く、どんなインタビューもしたことがないのに、いきなりツアーに半同行取材をした。
東京、大阪、名古屋と同行し、最後にやっと真二さんと話ができてどんなに嬉しかった事か。（松居さんと渡邊さんと当時ドラムの吉村さんはお話してくれたんだけどね。）
当時は某芸人の事務所で働いていて、一番お金がなかったときで、原稿料は出たけど、経費は全額自己負担、３〜４万の赤字＋カメラとレンズ購入２０万円……貯金が全くなかったから借金をして臨んだ初仕事。０泊３日の強行だったというのもあり、凄く想い出深い。記事は散々だったし、金銭的にも無理をしたが、その苦労に勝る素敵な経験をした。
最終日の名古屋では楽屋で真二君の擦りむいたオシリ丸出し写真を撮らせてもらったり、よっちゃんのセクシーショットも撮った。（これらはバリヤバに掲載されているはず）
その後も数回ＤＭＢＱと仕事をさせてもらい、フジテレビのファクトリー同行取材では、機材車に乗せてもらい、現場では荷物運びや楽屋の鍵捜しや楽屋番もし、帰りには首都高から観覧車を眺め角煮の話でぬるーく盛り上がりながら、阿佐ヶ谷まで無理矢理送ってもらった。公私混同しかけてマズイとは思ったけど、ファンとして物凄い幸せな時間を過ごさせてもらった。
兄弟繋がりということで真二さんの実兄・直純さん率いる怒髪天とも仕事をさせてもらい、最初のうちはバリヤバの増子兄弟専門ライターのようだった。ライター石川睦美は増子兄弟及び、両バンドに育てていただいたと言っても過言ではない。何もできない私をむしろサポートして下さった。本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
その後、ちゃんとしたライターさんがＤＭＢＱを担当し、面白い記事を書いてくれて、私はＤＭＢＱから外れた。けど、もともと大好きだったからその後もいちファンとしてライヴに行ってた。そうなるともうメンバーやマネージャーさんに声をかける事もできないし、いつもせつない片想いのような気持ちで眺めていた。
でも最後に見たのは、２年ぐらい前かな。渋谷クアトロのワンマン。まだドラムが“ヨッチャン”こと吉村由加さん（現・メタルチックス）。なので吉村さんの電撃脱退の後のＤＭＢＱは見ていない。
よって、チャイナさんとは仕事上での面識もなく、ＤＭＢＱのドラマーとしても拝見した事がない。
チャイナさんはたくさんのアーティストから信頼を置かれるの女性ドラマー。『ＤＭＢＱのドラムは女でないとダメ』と、真二さんには強いこだわりがあり、吉村さんの後はいったいどうなるのか…と思っていたが、チャイナさんがサポートとして参加、去年末あたりには正式加入したようだった。
ドラムがチャイナさんになってからのＤＭＢＱは活動の場を海外にうつし、１年の半分は海外ツアーに行っていた。日本でのライヴは１年間に数回程度で、公式サイトもあまり更新されずいつライヴをやっているのかもあまりよくわからなかった。なのでいっつも行きのがしてしまっていた。この１０月からまた海外にツアーに行ってしまったので、帰ってきた次の日本のライヴは必ず行こう、と心に決めていた矢先の悲しい悲しい出来事だった。
ＤＭＢＱのピンチを救ってくれたチャイナさん。
海外で交通事故に遭い、亡くなってしまった。
とても複雑で、悲しい。悲しい。悲しい。
チャイナさんの御冥福を心よりお祈りします。
そしてメンバーの体と、心の傷の回復を祈るばかりです。
そして、またあのＤＭＢＱのライヴを見せてください。
R.I.P. China.....
あと、お願いだから怒髪天のオフィシャルＢＢＳにこの事故の事を書き込まないで。しかも個人的にどうなってるか尋ねるなんてもってのほかでしょう。事故の事を知って、その上で怒髪天のプロモーション活動をした直純さんたちの気持ちを考えください。誰よりも、すべてを投げ捨ててＤＭＢＱの元へ駆け付けたいはず。
そして何より、兄弟と言えど、怒髪天はＤＭＢＱではないのだから……。
混乱する気持ちはわかります。けど大好きならば余計に大好きな人の気持ちを感じ取りましょう。
Comments
No comments yet
