August 17, 2005
心配なんてもんは、
よく人の事を気にかける。自分にとって、気になる人は自分のパーツみたいなもの。
自分を成り立たせる為に必要なもの。
だから相手のコンディションが悪いと自分も影響を受ける。
逆に良ければこっちも気分がよくなる。
だからあんまり人の幸せを妬むっていうことがない。
恨めしいときは、どっちかっていうと自分に負を感じる時。自分が何か足りないから選ばれなかったんだろう……と、どちらかといえば自分を責める。責めるっていうか、戒める。
なんかこうやって書くと、たいそう優しい人間にうつるけど、そうでもない。
例えば、困っている人がいたとする。誰かが助けそうだったり、助けていたりしたら手は出さない。誰もしてなかったらするけど。それは優しさじゃなくて、簡潔に物事を進めたい性分がさせてるだけ。
自分が苛つく理由をひとつずつ消しているだけだと思う。人を気にかけるのも結局そう。
心配なんて、人にしてるんじゃなくて、自分の不安を打ち消すためにしてるように思える。人に謝るのも、自分の行為を正当化する為か、自分が犯した罪から早く救われたいからじゃないか、と思う。いちいちモメゴトを増やして敵を作れば余計なエネルギーを奪われてしまう。そんな無駄な消耗から逃れる為にやっているような気がする。
というか、結局相手がどう感じてるか正確にわからないから、「人に施す」感覚を持たないようにしてるのかもな。だって『要らん心配』とかっていうでしょ。こっちがしたって向こうはされる筋合いはないって思ってるかもしれないでしょ。それらのリアクションを求めてもしょうがない気がする。心配やらは一方的にすればいいこと。そうそう、一方的にしてるから気にしないでくれ。
他の人がどう思ってるかはわからないけど。
みんなはそんなこと思ってないかも。みんなはわかってるのかも？みんなは心が通じてるのかも？？
冷たいんじゃないと思うんですよ、自分では。
ただ、分かち合う感覚っていうのがあまりないんですわ。
施されるより、施す方が責任なくていいし。
ああ、なんだかよくわかんない。人の為に何かできてない。
かといって、自分の為にも何もできてない。
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